鶴屋吉信の水羊羹を堪能
中学生くらいの頃から京都好きだった。当時はビバリーヒルズ(懐かしい!)とか流行ってて、日本ダサっ!みたいな空気がありましたので、なかばアンチ根性も手伝って、敢えて日本的なものに傾倒しておりました。
中高時代に所属していた演劇部の友達とは何度も京都ツアーを決行。妙心寺の宿坊に泊まったり、大学受験を控えた夏に祇園祭に行ったり、大学生になってからはウィークリーマンションを借りて1週間ほど滞在したり。京都にはそんな若かりし日の思い出がいっぱい。
縁あって今は夫の実家が京都です。夫のご家族が我が家に来てくれるとき、京都の銘品を頂けるのも楽しみのひとつ。この夏は義妹から鶴屋吉信の水羊羹を頂きました。(写真汚くてすみません。。)
http://www.turuya.co.jp/syoukai/new_honwarabi.html
水羊羹なんて若い時には見向きもしませんでしたが、なんて美味しいの〜!!としみじみ味わえる年になってまいりました。深みがあるのにくどくなく、程よい甘さで、するすると入ってしまいます。また夏が来た時に頂きたくなるお味でした。
ちなみに同じく老舗和菓子店の「とらや」。私はずっと東京のお店かと思ってたのですが、京都に店舗を見かけたのをきっかけに京都創業と知りました。義両親から聞くところによると、室町時代に京都で創業し、御所の御用達として永年名を馳せていましたが、明治2年の遷都にともない東京進出したことで、京都の人達からは完全に嫌われてしまったようです(オソロシヤ笑)。
ちなみにかつて本店だった京都一条店は今もその姿を残しています。